「肉体マネジメント」こそ、あなたの身体を変える唯一の方法

 
2008年北京オリンピック 男子100×4リレーを覚えているでしょうか?日本人として80年ぶりの銅メダルという快挙を成し遂げたレースです。
私は生中継を観て、めちゃくちゃ感動しました。ほんとに凄かった。

アンカーの朝原宣治選手は、この時36歳。それでこの走り・・・圧巻です。
スプリンターとして36歳まで第一線で活躍できたのは、まさに自らが書いた「肉体マネジメント」の賜物でしょう。

今回はこの「肉体マネジメント」を読んで、そしてアマチュアとはいえテニスを極めようとする者として、感じたことを書きたいと思います。

「肉体マネジメント」こそ、あなたの身体を変える唯一の方法

痩せる・引き締める・筋肉をつける・パフォーマンスをあげる。

生涯に渡り、これらを実現し得る唯一の方法は「肉体マネジメント」、
つまり自分自身の身体と、本気で向き合い続けることです。

まずは自分の身体に興味を持ち、外観ではなく身体の内側に意識を向けます。
自分の身体はとても奥が深く、無限の可能性があり、磨けば磨くほど輝きます。

かく言う私も、学生時代はゲームが大好きで、ゲームのキャラのレベル上げに必死でした。
社会人になり、テニスを通じ、自分の身体の奥深さに気づいてからというもの、自分磨きに没頭しております。
その結果今では元インターハイ、インカレレベルの仲間達と切磋琢磨し、市の大会などでも優勝できる迄になりました。

自分の身体と向き合い続けることこそ、あなたの身体を進化し続ける唯一の方法だと思います。

私は常に、自分自身の身体に向き合ってきました。自分の身体に関しては、最後まで自分で管理したい。それは長きにわたる現役生活を送ってきた、私のポリシーともいえるものです。
P.35

自分のことを一番よく知ってるのは自分

人の身体は年齢・生活習慣とともに変化し続けます。

身体の日々の変化を感じ取れるのは、自分だけです。

とは言え、客観的に診てもらって分かることも多々ありますので、診てもらうのも大事です。
診てもらえば、色んなアドバイスを得られるでしょう。加えて、世の中には色んな情報で溢れています。

大事なのは今の自分にとって、なにが最適かを考え、試行錯誤することです。
身体との対話する習慣があれば、今の自分にとって何をするのが最適か、必ず分かるはずです。

心がけていたのは、「現時点での自分の力」を正面からきちんと認識することです。体の回復は歳を重ねるごとに遅くなりますし、キレも落ちるところが出てきます。その体でどうやったら速く走れるのか、どうしたらケガをしないのか、ということを考え続けているうちに、結果的に競技生活が長くなったのだと思います。
P.51

違和感をほっとかない

どこかに痛みや違和感はありませんか?

私のテニス仲間にも痛みや違和感を感じている方はたくさんいます。
既に慢性化している場合はともかくとして、痛めはじめた人にはこう言います。「徹底的にケアしたほうがいいですよ!」と。

痛みや違和感をほっとくと、身体は痛いままでいいんだと思い始めます。いわゆる慢性化ってやつです。
そうすると治癒力が落ちるます。ほっとけばほっとくほど治りづらくなると思っていたほうがいいです。

身体と対話する習慣があると、ちょっとした違和感でも敏感に感じ取れます。感じた違和感は放置せず、是非徹底的にケアしてください。

かすかな「違和感」を放置しない
(「第3章 速く走る体のメカニズム」内 小見出し)
P86

痛みや違和感をもたらす原因は「歪み」

痛みや違和感をもたらす原因は「歪み」です。
バランスが崩れたまま運動や生活をしていると、どこかに必ず負担がかかり、痛みや違和感が出ます。

歪みを発生させているのは、筋肉のバランスの崩れです。

例えば、座る時に足を組んだり、立っている時にどちらかの足だけに荷重をかけていたりすると、筋肉のバランスは崩れます。
「アンバランスの姿勢で居続ける=収縮しっ放しの筋肉と、伸展しっ放しの筋肉がある」ということです。
その状態が続くと、筋肉はその状態を普通だと思い始めます。こうなるともう筋肉のバランスが崩れてます。

たとえ整体などで、骨を正常のポジションに戻しても、筋肉がその歪んだ状態を維持しようとしますから、また元の歪んだ位置に戻ります。
そのまま足を組み続けていたら、たちまち歪んだポジションに戻ることでしょう。

つまり、骨を正常の位置に戻すだけではダメで、普段の生活からいかに身体のバランスを良く出来るかがポイントです。

そもそも、体に違和感や痛みが生じるのは、たとえば接地の仕方が悪かったり、走り方にどこかおかしいところがあるからです。正しい動きで走ることが出来ればスピードも出るし、体への負担も少なくなる。そのことに気づいてからは、とにかく体のバランスを保つことに気をくばるようになりました。
P.88

感覚と再現性

身体と対話する習慣があると、常に自分の中のいい感覚を絶えず探し続けます。

私の場合、テニスをする時は感覚探しや身体づかいに没頭してます。
そうして、いい感覚と出会えた時には、最高の気分です。

しかしながら、その感覚は時間が経つと無くなってしまい、再現できなくなってしまいます。
なので、いい感覚と出会えたら忘れないようにメモします。

いい感覚を呼び起こすキーワードを、何個か持つと良いです。常に同じコンディションで臨めることなんて、そうそうありません。つまり、前回良かったはずの感覚が、今回はなんかしっくり来ないなぁってことはよくあります。そんな時には、ストックしているキーワードを色々試してみるんです。そうすると、バチッ!と来たりします。そうやって再現性を高めていくことが大事だと思います。

「体との対話」を繰り返していくうちに、人間の体には、動きを引き出すための「感覚」があることに気づきました。この動き方が良いという外見的なものではなく、自分の体の内面にある"型"のようなものです。その"型"をしっかり覚えておいて、そこにガチッとはまると良かった動きが再現できる。

まとめ

トップアスリートの培ったものを、800円弱で学べるなんて、素晴らしすぎます。正直、あの感動の北京オリンピックの裏側を知れただけでも鳥肌ものでした。

速く走るために自分と向き合ってきた私の半生には、一般の方にとっても参考になる要素が、少なからず含まれているのではないでしょうか。

とても参考になりました。自分の身体と本気で向き合いたくなる、そんな珠玉の逸品です。

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