「夜食べると太る」と「おやつは15時」の本当の理由

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photo credit: foshydog via photopin cc

「夜食べると太る」。もはや誰もが知る常識です。夜食べて、だいたいはその後寝るだけですから、納得できます。
 
が、夜食べると太るのは、人の遺伝子に組み込まれた宿命のようなものでした。なんと、人の体内で作られる「体脂肪を増やすタンパク質」の分泌量が、昼夜によって大きく変動するのです。
 

Tarzan (ターザン) 2012年 11/8号に「夜食べると太る、はやっぱり真実だった」というトピックスでその詳細が載ってましたので、ご紹介します。

この記事を読めば、「夜食べると太る」と「おやつは15時」の本当の理由が分かります。

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1日の体内時間の調整をしてくれる「時計遺伝子」

人の全身の細胞内には時計遺伝子という遺伝子タンパクが存在しており、この時計遺伝子が夜食太りに大きく影響を及ぼしているのだそうです。

時計遺伝子はある種のタンパク質をせっせと作り出し、そのタンパク質が飽和状態になると今度は別のタンパク質がその活性を抑える。こんなイタチごっこのような形で増減を繰り返している。タンパク質が増減する1サイクルが、ほぼ24時間。このようにヒトのカラダは、時計遺伝子のサイクルによって一日の時間調整をしているわけだ。

Tarzan (ターザン) 2012年 11/8号 P19

時計遺伝子は、私らの毎日のリズムを作り出してくれる、重要な存在ですね。

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photo credit: Βethan via photopin cc

体脂肪を増やすタンパク質「ビーマル1」

本題はここから。この時計遺伝子が作り出す「体脂肪を増やすタンパク質」の存在です。

時計遺伝子が作り出すタンパク質のひとつにビーマル1という物質がある。このビーマル1は、一日のリズムを刻むという役割だけでなく、もうひとつ別の任務を受け持っている。体内の脂肪合成酵素を活性化して体脂肪を増やすという、あまりありがたくない働きだ。

Tarzan (ターザン) 2012年 11/8号 P19

「ビーマル1」のピークは夜10〜深夜2時

体脂肪を増やすタンパク質ビーマル1」。1日のうちの時間帯によって、このビーマル1の分泌量が増減することこそ、夜食太りがヒトの宿命とも言える理由です。

時計遺伝子が作り出すタンパク質のなかでも、昼夜で分泌量が大きく変動するというのがビーマル1の特徴。もっとも量が減るのが午後2時〜4時、逆に量がピークに達するのは夜の10時から深夜2時にかけての時間帯。

Tarzan (ターザン) 2012年 11/8号 P19

本誌に掲載されている、ビーマル1の増減量のグラフを見ると、深夜2時を100%とした場合、午後2時は10%を切っています。

つまり、同じドーナツを食べたとしても、脂肪の合成される量は深夜の方が明らかに多いのです。

「どうしても一日一回は甘いものを食べたい!」こんな方は、午後2〜4時に食べるといいでしょう。まさに「3時のおやつ」です。

そして、深夜なにか食べたいと思った時には、このことを思い出して、戦慄してください。

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photo credit: ctbrynt via photopin cc

それでも夜食をやめられない人は。

ここまでのことが理解できても、まったく夜食をやめられないという方は、時計遺伝子が1日24時間のサイクルに同調していないのかもしれません。

人も天然の動物です。日の出とともに目覚め、日が落ちれば休息する。このサイクルに準じていれば自然に健康に過ごせることでしょう。

本誌によれば、体内時計を正常に戻す方法は下記の2つ。

  • 朝日を浴びる。
  • 朝なんでもいいから、口にする。
  • こうすれば、脳もカラダもリセットされ、1日24時間のサイクルに、時計遺伝子を同調させることが出来てくるのだとか。実践すれば1週間とかからず、体内時計は正確に時を刻み始めるでしょう。夜食をどうしてもやめられない方は、是非お試しください。

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    photo credit: Xavier P. Garcias via photopin cc

    おわり

    少しは夜食をする気がうせましたでしょうか?夜食に手が伸びそうになった時には、思い出してもらってグッと手を止めてもらえたら嬉しいかぎりです。

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