「騙されてはいけない 広告コピーカタログ」に学ぶ「除湿」と「冷房」の話

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photo credit: Canis T via photopin cc

「あちゃーだまされた!」

大小・回数に差はあれど、誰もが一度は経験したことがあると思います。そこで、一読をオススメするのが、本屋を歩いていると目についたこちらの本。

「騙されてはいけない 広告コピーカタログ」

チラ見してみると、中身は結構面白いんです。

  • 1日分の野菜が摂れると題した100%野菜ジュースをいくら飲んでも1日分の野菜は取れない
  • EMS(電気的筋肉刺激)の効果なんて気休め程度
  • どのメーカーも使っていない保存料をゼロとドヤ顔で謳うサイダー

などなど。こんな感じで騙されそうな謳い文句の実際が全部で64項目ほど掲載されています。ミニコラムも合わせるともっとたくさん載ってます。

普段、あんまり疑問を持たずに謳い文句を信じちゃうかなぁという素直な方は、読むと「えぇー!?」とビックリするかもしれません。

私は不信感が強く、色々と下調べする派なので、だいたいは知っている内容でした(もしくは、およそ関わりようのない内容か)。しかしながら、ひとつだけありました。騙されたというか、知らなかったことが。

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photo credit: telmah.hamlet via photopin cc

「除湿」と「冷房」はどっちが多くの電気を使うか

これです。小さい頃から「除湿のほうが電気代かからないから、極力除湿にしてね。」と育ってきていたので、昨年の夏まで全く疑いもせずに「除湿」メインで過ごしてました。

ちょっと調べてみると、使っていた日立のサイトにもこんな感じで載ってました。

Q:冷房と除湿では電気代が安いのはどちらですか?

A:
ご利用のエアコンの除湿方式によって異なります。
除湿方式には、下記の2つの方式があります。
お使いのエアコンに合わせて、以下をご覧ください。

(中略)

<カラッと除湿(再熱除湿方式)のエアコン>

同じ設定温度で比較すると、カラッと除湿(再熱除湿方式)より冷房のほうが若干電気代が安くなります。

カラッと除湿(再熱除湿方式)は、お部屋の空気をエアコンの内部で強く冷やして除湿します。冷えた空気は暖め直してから送風するため、空気を暖める分、冷房と比較すると若干電気代がかかります。

ワンポイントアドバイス
湿度が低いと体感温度が下がり、より涼しさを感じます。従って、カラッと除湿の場合は設定温度が高めでも涼しくなります。設定温度を高くして除湿を使うことで、結果冷房との電気代の差は少なくなります。

<ソフト除湿(弱冷房方式)のエアコン>

同じ設定温度で比較すると、冷房よりソフト除湿のほうが若干電気代が安くなります。

ソフト除湿は、冷房で空気を冷やして除湿を行います。ソフト除湿に設定すると、風速は常に微風に固定されます。そのため、冷房と比較すると風量が常に抑えられる分、若干電気代が安くなります。

ワンポイントアドバイス
ソフト除湿のほうが電気代が安くなりますが、外気温や室温が高く暑さを感じるときには、風量が少ない除湿ではなかなか室温が下がらず、快適にならない場合があります。
まず冷房で室温を下げてからソフト除湿に切り替えるのが上手な使い方です。

お客様サポート:エアコン:よくあるご質問:冷房と除湿では電気代が安いのはどちらですか?:日立の家電品

こんな感じで、機種によっては「冷房」のほうがお得な場合があるみたいですね。夏の電気代を少しでも抑えたいという方は、ご自分のエアコンがどっちがお得か調べてみるといいかもしれません。

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photo credit: m kasahara via photopin cc

おわり

こういう「騙されるな!」的なものは、ネットで見ることがほとんどだったので、雑誌感覚で出てる本書には少し驚きました。

値段が¥880とちょっと高めなので、自分にとって有益かどうかパラパラと立ち読みしてみるといいと思います。

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