20代からエンディングノートを書く

エンディングノート

こんにちは!てんです。

私が終活を始めた中で、まず手をつけたのがエンディングノートを書くことでした。

最初は「これって終活って感じがするなぁ」とドキドキしていましたが、書き進めるうちに、自分のことをちゃんと整理する機会になり、気づけばすごくスッキリしていました。

エンディングノートを通して、自分の人生を振り返り、これからどう生きたいかを考えることができたんです。

なので、特に若い方にこそエンディングノートをオススメしたいと思っています!


エンディングノートって何?

エンディングノートとは

その名の通り「人生の終わりに関するノート」
自分の人生の終末に向けて、あらかじめ準備しておきたいことを記録するためのノートです。

それだけではなく、「自分がこれまでどんな人生を歩んできたのか」そして「最後にどうしてほしいか」を整理することができます。

エンディングノートと遺言書の違い

エンディングノートと似たものとして遺言書が挙げられると思いますが、
この2つの大きな違いは「法的効力の有無」ですね。

ざっくりと説明すると以下のような感じ。

エンディングノート
法的効力はない。あくまで自分の気持ちや希望を家族や周りの人に伝えるもの。
医療・介護に関する希望や葬儀のやり方などを詳しく書いておくことができる。

遺言書
法的効力がある。遺産の分け方や財産をどうするかなど、法律的に決めることができる。


エンディングノート「気持ちや希望を伝えるためのもの」で、
遺言書「法的に遺産をどう分けるかを決めるもの」という感じですね。


また、他にも以下のような違いがあります。

エンディングノートは決まった書き方が無いので自由に書くことができ、
費用も0円~数千円と手軽に作成できます。

法的効力のある遺言書は、決まった書き方がありますので
既定の形式に沿って作成されていない場合、無効になってしまうことがあります。


若いうちにエンディングノートを書くメリット


「まだ若いからエンディングノートなんて必要ないでしょ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、若いうちに書いておくと、かなりメリットがあります!

メリット①自分の基本情報を把握できる

エンディングノートには、自分の名前や住所、連絡先、健康状態や保険契約、銀行口座の情報などを整理できます。

自分の情報を1冊のノートにまとめておくと、いざという時にすぐ確認できて便利ですよ♪

メリット②周りの人の負担を減らせる

私が終活を始めた1番の理由はこれです。
もしもの時、自分の希望や考えが家族や周りの人に明確に伝わることで、その後のことがスムーズに進みやすくなります。

メリット③自分の人生を見つめ直すチャンスになる

エンディングノートを記入していく中で、これまでの自分の人生を振り返ることができます。

私は自分に何かあった時に連絡してほしい人リストを書いてる時、「自分にとって本当に大切な人って、こんなに少ないんだなぁ」と再認識。

これまでどんな経験をしてきたか、何を大切にしてきたかを再確認することで、「自分が本当に大切にしたいこと」「やり残したこと」に気づけるかもしれません。


実際に書いてみよう!エンディングノートの簡単な内容

ここからはエンディングノートの内容と、書き方について触れていきたいと思います!


エンディングノートには法的拘束力がないため、形式や項目は自由。
家にあるノート、なんなら要らないチラシの裏に書いても良いのです。


記載しておくとよい項目例

エンディングノートに記載する項目は、基本的に下記のようなものがあります。


 ・自分の基本情報(個人情報、プロフィール)
 ・保有している資産(預貯金、保険、年金、不動産、有価証券、借金など)
 ・契約や支払いに関する情報(ローン、サブスクなど)
 ・ID/パスワード(スマホ、PC、SNS)
 ・ペットの情報と引き取り先
 ・医療・介護の希望
 ・葬儀・お墓の希望
 ・相続・遺言

 ・何かあった時の連絡先(親しい友人や知人など)
 ・家族・親族へのメッセージ など

とは言っても、まっさらなノートに自分で項目を書き出すのはちょっとハードルが高いので、最初は市販のエンディングノートを買ってみるのがススメです!

エンディングノートに記載されている項目を1つずつ埋めていきましょう。

書きやすい項目から始めてみよう!


わからない項目は飛ばしたり、気分が乗らなければ後に回してOK。
自分のペースで、必要だと感じた項目から書いていきましょう。

私が実際にエンディングノートを書いている時も、先ほどご紹介した項目例の中にある「保有している資産」や「支払いや契約に関する情報」を改めて確認するのが面倒に感じる時もありました。

また、「医療・介護の希望」や「葬儀・お墓の希望」など
「まだ希望なんてわからないよ!」と思う項目もあるかと思います。

でも、焦らなくてOK!
一気にすべて書こうとせず、まずは1つの契約だけ!1つの希望だけ!といった感じで、
徐々に埋めていけばよいのです。

終活はずっと続くものですから、休憩しながら楽しく進めていくことが大切だと思います♪


今回はSeriaのノートで書いてみた


私が数年前に初めて書店で買ったエンディングノートを書いた時は、途中で挫折しました。

個人的な感想ですが、20代前半の私にとって「ここまで書く必要ねぇ…!」と思うような、エンディングノートを書く適齢期の方向けの内容だったり、各項目の説明や専門用語がぎっしり書かれていて、正直、書いてる途中で飽きました。
あと、結構値段高い。

「今回はもっと手軽にエンディングノートを書きたい!」ということで、購入したのが…

Seriaで売っている「もしもに備える情報ノート」

画像
予備で2冊購入しました


110円とは思えない、ビニールカバー付きでノート自体もしっかりしている上に、内容もシンプルで、書きやすくて驚きました。


初めてエンディングノートを書く方や、以前の私のように途中で挫折した方におすすめです♪

また、身近にエンディングノートを書いてほしい方がいらっしゃれば、プレゼントしてみるのもいかがでしょうか?


エンディングノートを書く際の注意点

さて、実際にエンディングノートを書く際は、以下の点に気を付けておきましょう。

遺言書のように法的な効力はない

エンディングノートと遺言書の違いとしてある通り、
エンディングノートには法的な効力が無いという前提で作成しましょう。

遺産相続など法的に決めたいことは遺言書に書く必要があります。

第3者に悪用されないよう銀行口座の暗証番号は記載しない

自分が保有している銀行口座について記載する箇所があると思います。

誰でも開封できてしまうエンディングノートだからこそ、
口座番号などを記載する際は暗証番号を記載しないようにし、第3者に悪用されないようにしましょう。

家族に保管場所を伝えておく、もしくは見つけやすい場所に置いておく

せっかくエンディングノートを書いたのに、誰も見つけられないような場所に保管してたために、葬儀など全て終わった後にエンディングノートが見つかった、なんてことになったら悲しいですよね。

事前に家族に保管場所を伝えておく、もしくは見つけやすい場所に置いておくようにしましょう。

1年に1回は見直して更新する

定期的にエンディングノートの内容を見直して更新しましょう。

古い情報のままだと、いざという時に活用できませんので、
私は年に1回、自分の誕生月に更新するようにしています♪


最後に


エンディングノートは、未来に向けての大切な準備。
準備するのは、気兼ねなく今の人生を楽しむため。

これからも少しずつ、私なりの終活を進めていきたいと思います♪

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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